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2023.06.13 ブログ

インド出張ブログ 「異なる文化」 鈴木編

 

今回のブログは、アスター社員の鈴木がインド出張についてお伝えします。

素晴らしい語学力でグローバルに活躍する彼女の、5月インド出張時の様子をのぞいてみましょう。

 

 

こちらは、当日の夜中にバンコクからチェンナイに到着し、朝ホテルでとったインド最初の食事。

インドの4~6月は気温が40度近くにもなる一番暑い季節です。日本の夏のように高温多湿で、当日も気温が40度を超えていました。

 

 

写真のお料理はクレープのような生地に様々なソースをつけていただくスタイルです。インドでは老若男女問わず手で食事をする方が多く見受けられました。

皆さん右手を器用に使いこなし、綺麗に食べているのです。日本人もおにぎりやお寿司を手でいただくことはありますが、こういった食事一つとっても異文化を感じることができます。

 

 

帰りのチェンナイ空港でフライトスケジュールの掲示板に目を向けると、見慣れない文字が…

多民族、多宗教、多言語の国インドですが、チェンナイではタミル語が公用語です。一つの掲示板にタミル語、ヒンディー語(?)、英語の表記があるものも多々見かけました。

チェンナイではサリー姿の方も多いですが、イスラム教のヒジャブを被った方、ジーンズをはいた若者がいたりと、インド国内だけでも国際色豊かな空間になっています。

 

 

空港にはたくさんのコーヒーショップがあり、コーヒーやお茶と一緒にお菓子などを食べながら飛行機を待ってる人たちでいっぱいでした。

皆様もご存知かもしれませんが、今年インドは世界人口1位になりました。それだけあって、どこにでもとにかくたくさんの人がいて賑わっています。

たしかにこれでは、もし空港に数軒のコーヒーショップしかなければきっと長蛇の列になってしまうだろう…と納得してしまうほどの人口量です。

 

 

こちらに写っているのは、今回私たちが利用したインドのタクシー車内です。

40度を超える気温の中ですが車のエアコンはかなり控えめで、もはや道がボコボコのためアトラクションさながら。さらに、運転手さんがとてもユニークな方で、なんと私たちが乗って早々

「今日朝ごはんを食べていないので、朝ごはんを買いに行ってもいいか?」

と聞かれ、朝ご飯屋さんに寄り道しました。

 

朝ごはんを済ませ、次はどこに向かうかと思いきやガソリンスタンドで給油!その後、ついに出発かと思ったらタイヤの空気を詰め始め、ようやく目的地に向かってくれました。

これはすべて冗談のような本当の話です…

 

こう聞くと実にフリーダムな働き方ですが、その一方で道中には何度も途中で車を停めて、車を降りて奔走しながら人に道を聞いてくれる一生懸命さもあるので、なんだか憎めません。

そんな愉快なドライバーさんに送られつつ、私たちは無事に目的地まで辿り着くことができました。

彼らにとって自由な生き方としての働き方のようにも見え、忘れられない異文化の思い出となりました。

 

 

 

Text/鈴木(アスター株式会社 営業部)