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2023.01.10 ブログ
バングラデシュ出張ブログ 「既知の友と新しい友」 社長編
今回のアスター出張ブログは、2022年に行ったバングラデシュについてお伝えします。
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日本からバンコク経由でダッカに入りました。
下の写真は バングラデシュに欠かせないオート三輪車。乗り心地は1時間乗れば腰が砕けそう。でも初乗りがとても安く、50円くらいです。地元や観光で頼りにされる交通手段になっています。
そんな道中を経て、 こちらは会食の様子です。ダッカに住んでいらっしゃる日本人の方々と3年ぶりに再会できました。僕の大切な友人です。
実は、バングラデシュの建国からはまだ50年程しかたっていません。繊維を国の主要産業として凄まじい成長をしながら、発展し続けています。
母国の言語を守るために独立戦争をしたこともあるバングラデシュ。その波乱に満ちた歴史に想いを馳せたいと思います。
1947年にイギリスのインド支配が終わり、英領インド地域は宗教を基にしてヒンドゥー地域はインド、イスラム地域はパキスタンに分割されました。
インドを挟んで東西に存在したイスラム地域は西パキスタン(現パキスタン)と東パキスタン(現バングラデシュ)とし、それをもって一つのパキスタンとして独立します。ベンガル語を話す東パキスタンと、ウルドゥ語を公用語を話す西パキスタンに分かれていました。
しかし、西パキスタンがウルドゥ語を全土の公用語にしようとしたことで、東パキスタンでの抗議運動が起きました。そこからバングラデシュの独立運動の動きが始まり、何度も戦争を繰り返し、1971年に4月10日「バングラデシュ人民共和国」として独立を正式に宣言し、ムジブ大統領に指名しました。
そんなバングラデシュに「アスタージャパンインターナショナル」という会社を設立して10年が過ぎました。下の写真は弊社のダッカ拠点マネージャーのシュボと、そのご家族です。
感染症などの都合もあり、これが3年ぶりの訪問でした。シュボの家に招待してもらいましたが、皆が元気そうで安心しました。
私と握手しているのは、繊維会社のマネージャーです。商売成立のシェイクハンド。
これからも長い付き合いを祈っております。
Text/名倉稔(アスター株式会社 代表取締役)